診察科目 うつデイケア

うつデイケア

活動日時:週1回 毎週水曜日 9:30~15:30
実施期間:3ヶ月を1クールとし、年3回実施 
ご利用を希望される方は、下記「うつデイケアに参加するにあたって」をご覧いただき、お問合せください。

 

こころとからだの不調について

気分が落ち込んだり、興味関心が持てなくなったり、気分が憂うつ、悲しい、不安、落ち着かない、意欲や集中力が低下するなどありませんか? また、眠れない、疲れやすい、食欲がない、体重が減ったなど感じていませんか?このような症状が自分では原因もわからないまま2週間以上続いている場合、「うつ病」の可能性があります。

うつ病とは

うつ病は、一生のうちに15人に1人がかかるといわれており、特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。さまざまな生活体験(例えば、心配や過労が続く、ストレスを受け続ける、孤独感、孤立感に陥る、将来に希望が見いだせない等)がきっかけとなり、脳内の神経ホルモンの働きが低下してバランスを失い発病すると考えられています。

うつ病は、早期発見、早期治療が大切ですが、諸事情によって長期に及ぶ場合もあります。その場合は根気強く治療することが大事です。

認知行動療法について

治療には、薬物療法、認知行動療法などの精神療法があります。

うつ病に対して治療効果を高め注目されているのが認知行動療法(CBT)です。

当院のうつデイケアでは、このCBTを中心としたリハビリテーションを実施し、職場や家事復帰、再就職等の自立と社会参加を可能にし、さらに生活の質の向上を図ることを目指しています。

これまでに、このうつトレーニングを受けて多くの方が病状を改善しています。これまでの実績やノウハウを活かし、さらにリニューアルした形で「うつデイケア」を当院で実施しております。

担当医は、うつ病の集団認知行動療法を開発し、長年それを継続してきた、仲本晴男医師です。

 

うつデイケアについて

概要

目的 うつ病と診断された方、うつ状態にある方に対してCBT(認知行動療法:Cognitive Behavioral  Therapy)を中心としたリハビリテーションを実施し、職場や家事復帰、 再就職等の自立と社会参加を可能にし、さらに生活の質の向上を図る。
対象者 慢性のうつや不安状態にあり、概ね20代~60代の方
実施時期 第1期:4月~6月 第2期:8月~10月 第3期:12月~2月
3か月を1クールとして 年3クール実施
活動時間 毎週水曜日 9:30~15:30(6時間)
定員 15人
実施場所 田崎病院内
治療費 医療保険、自立支援医療(精神通院)が適用されます。
食事 昼食を提供いたします。(自己負担なし)
スタッフ 精神科医師、公認心理師、作業療法士、精神保健福祉士、看護師等の専門職

活動内容

主なスケジュール

主なスケジュール

プログラム

各プログラムは、回やテーマに応じて実施いたします

  • CBT講習
    レッスン1~7の講習(医師が担当)
  • ホームワーク報告
    一週間のホームワークを報告し、利用者間で意見交換する
  • OT活動
    ストレッチ&リラクゼーション、創作活動(ぬり絵、革細工など)、料理 など
  • CBT演習
    ホームワーク実践強化のための事例を用いた演習
  • CBTエクササイズ
    各CBTテーマに沿った内容での個人、またはグループによるエクササイズ

※CBT=認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapyの略)
※OT=作業療法(Occupational Therapyの略)

うつデイケアに参加するにあたって

通所の手続き

通所ご希望の方は、通所申請書(様式1)と 診療情報提供書(紹介状)を添えて当院の下記担当者宛てにご提出ください。
※ワードファイルは下記からダウンロードできます

通所申請書(様式1)

通院先と主治医との連携について

現在の通院先と主治医は変える必要はありません。薬物療法、個人精神療法などの治療は、現在の主治医のもとで継続していただき、当デイケアでは集団療法のみを行います。クールを修了された方に、3ヶ月間のトレーニング状況について「臨床評価」として各主治医へご報告させていただきます。

お問合せ先

医療法人社団 輔仁会 田崎病院
電話 098-885-2375 FAX098-886-5880
担当:加藤、林、嘉陽

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